四月の図書館

ブログです

石指拓朗「緑町」

 

この夏聞いたCD、最後はこちら

 

 

石指拓朗さんの「緑町」というアルバムです。

過去3つの日記からも分かるように、私の今年の夏はENJOY MUSIC CLUBのみで構成されていると言って良いんですけれども、この石指さんも、8月に行われたEMCのライブに出演されていてそこで初めて知りました。

このライブでは3曲しかやらなかったんですが、全ての曲が本当に素晴らしくて、一瞬で好きになってしまいました。

こんなフォーク歌う人が2016年に存在していて、しかも生で聞けてるってスゴい嬉しくて感動すらありました。

高田渡とか、岡林信康とかが好きな私なので、彼の存在を無視するわけにはいかない、というか今まで知らなかったのが恥ずかしいくらいです。

昔のフォークをなぞってるだけでは決してなくて、EMCと同じで"今"を切り取った歌が多い。懐かしくて、日本人ならノスタルジーを感じずにはいられないというフォークがそこにはあるんですが、決して古くない。

70年代に生まれたかったなぁなんてもう思わなくていいんだ、だって2016年には石指拓朗がいるし、ってそういっちゃいたくなるくらい。

なんてったってめちゃくちゃギターと歌が上手いのと、すごく惹きつけられる声をしている。アコースティックギター一本で歌うスタイルの人は本当にたくさんいるけど、彼ほど一瞬で魅了されたのは初めてかもしれない。

彼が他と一線を画していると感じるのはやっぱり、フォークへの並々ならぬ愛が伝わってくるからじゃないでしょうか。というかたぶん、こんなに素直にフォークが好きで自分もそれをやりたいと思っている人ってそんなにいないんじゃないかな。

たとえば最近で言ったらnever young beachが高田渡の自転車に乗ってをカバーしていたりするけど、彼らは正真正銘のロックバンドだし。

アコギ一本の弾き語りをしているほとんどの人はシンガーソングライターって呼ばれて、フォークシンガーなんて言葉はもうなくなりかけている気がします。

そんな中まっすぐにフォークと向き合ってる石指さんの歌は、嘘がなくて、そっと生活に寄り添ってくれる優しさがあります。

 普段はライブとかコンサートにはあまり足を運ばないほうなんですが、石指さんのことを知ったばかりですが、先月の新宿で行われたライブにも行ってしまいました。

このライブは国宝太郎さんという方の三周年記念ということで毎年二人でおこなっているライブだそうです。この国宝太郎さんも本当に素晴らしいフォークシンガーで彼についてもまた今度書きたいと思います。

 

今年の夏を彩ってくれた音楽の主な三つを書きました。

もうすっかり10月で肌寒くなってきましたが、夏を思い出してもう一度聞いてみようと思います。