四月の図書館

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2017年9月23日

池袋の新文芸座大林宣彦監督の特集をやっていたので見に行った。

 

www.cinra.net

 私が見たのは『あした』、『転校生』、『さびしんぼう』の3本。どれも一度は見たことがある作品ではあるけど、『あした』と『転校生』はレンタルDVDではどこにも置いてなく再鑑賞が難しかったのでこの機会にもう一度見たかった。『さびしんぼう』は一番好きな映画を聞かれたらこれって言いたいくらい好きな作品なので、映画館で見なければと足を運んだ。

全ての作品を見たことはないので大林宣彦が好きだとは大きい声では言えないけれど、新旧合わせて6本ある尾道作品の影響で去年尾道まで1人で旅行した。その際、ゲストハウスに泊まったのですが、そこの管理人さんに映画のロケ地巡りをしに来たと言ったら珍しがられた。わりとミーハーな客だと思っていたら最近はあまりいないらしく、どうやって周ればいいかの質問で戸惑わせてしまった。

ロケ地巡り用のパンプレットはあったのでそれを見ながら2日間かけて1人で尾道を徘徊した。『ふたり』に出てくる電柱を探すのに2時間くらいかかるし、『さびしんぼう』の主人公の実家、西園寺はなぜかGoogleマップではたどりつかず、日が落ちかけている知らない街をひたすら歩きまわったりした。マップはかなり大雑把な位置しか書かれていないので何度も同じところをぐるぐるしたり、人ん家に入りそうになったりしてかなり大変だった。このなんとなくでしか書かれていない地図は大林監督の仕業らしい。迷路のような尾道をじっくりめぐって欲しいとの思いでこの仕様なのだと、だれかのブログに書いてあった。完全にその罠にハマったわけだけど、それでもまだまだ回りつくすことはできなかったので、また尾道に行かなければいけない言い訳ができた。

1年以上前の写真だけどせっかくなので載せておこう。

 

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ビックコミックスピリッツで連載してる『スローモーションをもう一度』という漫画が最高。

 80年代のアイドルが好きな現代の高校生が主人公のストーリーなんですが、その1巻の中に出てくる1コマ

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こんなの、自分が高校生の時に読んでたらなんかもう、死にたくなる気がする。『さびしんぼう』のDVDを貸し借りする平成生まれの高校生なんて、もうやばい。チョイスの絶妙さ。『スケバン刑事』とか『探偵物語』ならまだスルーしてたのに、ここで『さびしんぼう』出されたらどうしようもない。ヒロインに完敗。20歳超えた今読んで本当に良かったと思う。

現在4巻まで出ているので気になった方いたらまだ全然間に合います。

 

ちなみに『秋津』に出てくるこういう小ネタにも反応してしまいます。

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